憂鬱

怒りやら悲しみやら曖昧な感情が自分の周りを纏ってくる。

考えれば考えるほど重くのしかかる現状に嫌気がさして、閉まっておいた電子タバコに手をかざす日々。

 

いつからだろうか。

 

窓際から差し込む一寸の光りの先に見えた街灯に問いかける。

 

勿論。答えは無いのだけど、仮に『正解』があるとしたら。

僕という存在は『不正解』の部類に入るのだろう。

 

STRAY SHEEP

夏の暑さに参ったのか。
自粛期間で監禁状態の日々に嫌気がさしたのか
答えは自分自身でもよく分からないほど複雑なんだけど。
自分の中で「ああしよう」「こうしよう」とパターン化していた物事に狂いが生じている気がする。
「気がする」と言うのは
それもまた人間味があって良いのでは?と感じてしまう枕草子な自分が居るからであって、他の複数いる自分に多数決をとるとするならば『無駄』の一言で終わってしまう非常に効率の悪いこと...
と最近はこんな事に時間を浪費している。
 
これがさっき述べた『狂い』の一つだ。
 
少し前の休校期間中でも同じ様な事をしていて
 
深夜に家から飛び出して夜明けまで駅で過ごしたり、
公園に生えてる雑草を摘んで家で火炙りにしたり。
健全な中学二年生とは対照的な生活を送っていたのが記憶に新しい。
 
心はまだ幼稚なままなのに
いつも見ていた電柱の高さが日に日に短くなっていくのを感じて
「これが成長か」と思う一方。
埋め合わせの効かない内面的な自分への劣等感が募る。

 

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